昨日午後10時アップの喘息ホットニュースで日曜日に「高齢者医療制度に反対する集会と座り込みに参加してきました」という記事を紹介しました。
医療制度が改悪されるということは、喘息の患者さんにとって、大きな支障となります。医療を提供する側にとっても、75歳以上の高齢者、65歳以上の身体障害者であるがゆえに、この4月から十分な医療が提供出来なくなる(すぐにはなりませんが、決まった以上しだいになる)のは悲しいことです。これまでもこの喘息ホットニュースで、医療や社会保障の問題について、お知らせやキャンペーンを張ってきました。ひとえに、患者さんや御家族が喘息の医療を十分に受け入れるようにするためでした。
4月1日はもうすぐです。後期高齢者医療制度の対象者の方々に暫定的な保険証が送られました。小さなカードで、お受けとりになった「殆どの人が読むことが出来ない」小さな文字の薄っぺらい紙きれでした。テレホンカードの大きさにびっしりと小さな字で書いてあるのです。これ一つをとっても、いかに高齢者が大事にされていないか、国は高齢者の立場を考えていない、高齢者の医療費さえ少なくなればそれでよい、よそへ税金を回せるとしか考えていないのです。
4月1日からは、後期高齢者に移行する75歳以上の喘息の方々、そこへの移行を希望した65歳以上の身体障害者の方々は旧保険証が使えません。そんなことは皆様方に、果たして徹底しているのでしょうか。
その後に年金天引きのお知らせが送付されます。
そして早速4月15日には、年金から2カ月分の高齢者医療制度保険料が天引きされます。10月から実施予定の自治体もあります。石川県は4月からです。こんな状態に4月からなるのですから、この後期高齢者医療制度の情報を本日から3月中は、この時間帯に紹介をさせていただきます。
手始めはキャリアブレインのニュースです。東京で1万2000人の集会がありました。老いも若きも壮年も、喘息患者さんの医療を平等にするために、声をあげて行く必要があるのではないでしょうか。
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/15208.html;jsessionid=ECCA67E5609A15860830569FE3310201
4月から実施?後期高齢者医療制度
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