気管支喘息と上手につきあうために 7/最も上手なつきあい方紹介 5 と その他

病院で、喘息の人に行う検査をコンパクトに紹介しています。

最近では血液検査が痛みなどの負担が少ないということで、皮内テストやスクラッチテストはあまり行われなくなっております。
最も上手なつきあい方紹介 5 として、検査について関連して御紹介しておきます。
上記に基本的なことが記載されておりますが、呼吸機能検査では、肺年齢を計ることができるところが増加しています。城北診療所や城北病院では、測定することが出来ます。喘息の人や呼吸器疾患の人は、その人の年齢より高く出る人が多いです。改善すれば、測定結果の年齢が確実に下がってきます。ちなみに私もやってみました。自分の年齢と全く一致してしまいました(残念ながら若く出たという結果ではなかったです)。
楽しみに年1回ぐらい、測定をして、記録として残して行くことがよいのではないでしょうか。喘息日誌にはさんでおいて、ピークフローの数値と共に、経年的にご覧になることがベストです。
末梢血好酸球%の数値は重要です。喘息患者学入門ぜんそくなどの私の著書に、数値についてや意義について、詳しく書いてあるので、勉強して下さい。
気道感染症があった場合は、その程度を知るために白血球数やCRPや赤沈などの血液の検査痰の培養薬の感受性テストも重要な検査だと私は思っております。その他、喘息と関係する合併症や余病の検査も大切です。昨日、一昨日の喘息ホットニュースで紹介してまいりました。
これらの学習や実際に検査を受けてみる機会として、第8回成人喘息ゼミナールや、その時の外来受診は有効です。
その他① 今年度北陸では2月20日頃から、杉花粉がとびはじめるとされておりましたが、減感作療法を受けていない方々には、もうすでに影響が始まっているようです。目のかゆみ鼻の症状がひどいと訴える人が増えてまいりました。杉花粉の減感作を受けている方々は、誰もまだ症状が出ておりません。
その他② 黄砂が九州地方には、明日見られるそうです。いやなものがとび始めておりますね。
その他③ 本日は千葉 龍さん(金沢文学会主宰)とのお別れ会がスカイホテル[:ビル:]18階であります。それに出席をしてきます。
その他④ 金沢市での介護料引き上げ問題のチラシです。皆様のところは如何でしょうか。