慢性気管支炎・肺気腫=COPDは進行性の疾患です。上のグラスは25歳時点の1秒量を100%とし、経年的にどのような低下が起こるかをグラフ化したものです。
喘息患者さんも年々1秒量の低下は正常人と比較して、より大きく低下すると国際的にも日本でも発表されています。
しかし喘息大学卒業生は4年間の在学中、入学時と卒業時、有意な低下が認められなかった(逆に言えば加齢に抗して改善した)というデータを出しました。・・・International Review of Ashma(メディカル・レビュー社刊) Vol.8 No.1 P36-46 2006 (虎の門病院呼吸器科・本間賞受賞論文)に発表されました。
左下は「喘息患者の声を届ける会」からマスコミにプレスリリースされた内容・右下は喘大卒業生成績との比較です。調査の時に、喘息大学卒業生をも同時に調査をしたのです。1469名の卒業生の中で、444名(30%)が両方に同時の回答を寄せてくれました。両者の比較をご覧下さい。これをマスコミにお知らせしました。
喘息大学卒業生の日常的な全身性ステロイド依存率が極めて低いことが明らかとなりました。第8回成人喘息ゼミナールは、それを受け継いだ成果を上げようとしているのです。努力をすれば報われるということではないでしょうか。あなたも、どうぞその一人になって下さい。
http://www.zensoku.in/a.pdf
年越し派遣村が教えてくれたことを紹介しています。
アドエア市販後調査 5 と プレスリリースされた内容・喘大卒業生成績との比較/社会保障制度の充実 2
- アドエア市販後調査 4 と マスコミへの依頼・喘大卒業生へのお知らせ/社会保障制度の充実 1
- アドエア市販後調査 6 と 第8回成人喘息ゼミナール・2次会/社会保障制度の充実 3