ゾレアの値段訂正/小児喘息でのアドエアの特性12/成人喘息10 喘息患者の意識調査2008報告6

ゾレアの値段訂正
会報わかば4月号26ページが新しい緑色の表紙となって本日発送されます。患者さんが受け取ることができる情報誌としては、最も早く最も詳しく「世界初のヒトIgEモノクローナル抗体・オマリズマブ(製品名ゾレア)」紹介を致しました。
その発売会社と電話で連絡をとっているときに、注射薬1本の値段が「7万530円である」と聞こえたために、そのように掲載をしてしまいました。聞こえた数字をメモした時に、7万530円と記録してしまったからです。ITわかばでもそのような値段となっております。
後日、いろいろ調べお話を聞いたところ、7万503円であることがわかりました。27円の違いですけれども、ここに訂正しお知らせを申し上げます。来月号のわかば5月号に訂正記事を掲載させて頂きます。
そのように高い注射薬が必要な患者さんに投与される時代ですから、患者さんの側も正しい情報が必要です。わかば第8回成人喘息ゼミナールでは、詳しい情報提供や解説を行ってまいります。
http://www.wakabakai.org/nyukai.html
小児喘息でのアドエアの特性12

投与1日目から効果を発揮し、それが持続するというデーターです。
成人喘息10
全身性ステロイド吸入ステロイドの違いについて、図で示しておられます。声がれ=喉がれについては、うがいだけでは予防出来ない場合もあります。吸入ステロイドの副作用による声帯筋肉の萎縮が原因と私は考えております。したがって回数を減らすとか、別の種類の吸入ステロイドに代えるとかの努力も、うがいのほかに必要だと患者さんに説明をしてきました。

「喘息患者の声を届ける会」の調査結果では、1984名中85.6%の人が1種類以上の薬を投与されていました。全く投与されていないと回答した人が5.6%=95名存在しました。その中の約半数は喘息大学卒業生と思われます。わかば4月号13ページにそのデーターを示しました。