石川県喘息友の会会長・宮岸清衛さんの開会挨拶に続いて、私の教育講演「記念行事を跳躍のステップに・尾辻医師報告」が行われました。写真の左側が私、右側が尾辻医師です。
まず薬物療法の進歩について、ゾレアも含めて、解説を行いました。短時間の間に、この1年間の喘息薬の進歩と考え方について学ぶことが出来ますので、重宝な機会と言えます。
メプチンについて13
メプチン=塩酸プロカテロールはラット(ねずみ[:ねずみ:])の気管において、気道繊毛運動を改善させたという報告です。こんなことはこれまで言われていないことでした。それが事実で人間にも当てはまるとすれば、気管支拡張剤を使うときは、メプチンが推奨されるということになりますね。
記念誌から15
日本喘息患者会連絡会は、先日の記念式典で結成20周年を迎えたことになります。わかば5月号の記念誌には、日本喘息患者会連絡会関係の各地方喘息患者会会長さんの祝辞が掲載されました。
冒頭は、東北の患者会・福島県の喘息患者会・きびたき会[:ひよこ:]会長の山形洋一さんのご挨拶です。山形さんは私の故郷・福島県喜多方市の方です。難治性・重症患者さんとされた人でしたけれども、城北病院への体験入院、喘息大学入学を通じて、喘息を克服されました。
喜多方プラザ(音楽会[:音符:]では有名な施設)館長をお勤めになった後、ご自宅をギャラリーに改築され、太極拳なども活発に行われるなど、悠々自適の健康な生活を送っておられます。昨年度は福島県郡山市で、「成人喘息県民講座」を主催され福島県立大学医学部内科教授(喘息や呼吸器専門)・棟方充先生と私を呼び、講演会を開催されました。
昨年度のわかば会・会報「わかば」11月号、12月号に詳しく掲載されております。山形さんの語るような変身を、日本の喘息患者さんに遂げて頂きたく、わかばは発行され、成人喘息ゼミナールが開催され、このHPや喘息ホットニュースが役立つことを願って、日々活動が展開されています。
あなたもその仲間に加わって下さいますようお待ち申し上げております。
http://www.wakabakai.org/nyukai.html
第8回ゼミ8/メプチンについて13/記念誌から15
- 第8回ゼミ7/メプチンについて12/記念誌から14
- 第8回ゼミ9/メプチンについて14/記念誌から16