ナゾネックス31/09加南金沢総会BBQ 5/喜べる医療を52/こんなメールを頂きました

ナゾネックス31
製剤学的事項・薬剤の安定性について紹介されております。

09加南金沢総会BBQ 5
屋外での私の第272回講座新型インフルエンザ喘息」がありました。その光景です。

喜べる医療を52
医療機関患者さんも、保険診療では消費税負担しない制度にしてほしいということを提案しています。医療機関は物品医薬品を買う場合に、消費税を負担しています。しかしそれを患者さんの診療費に転嫁したり、保険診療上で回収することは許されていません。
患者さんから消費税分を頂くということも許されない話ですけれども、保険診療上の診療報酬は消費税分を含んでいませんから損税ということになり、医療機関の経営を圧迫しています。

こんなメールを頂きました
喘息を克服するためのホームページ
医学的管理人:清水様
はじめまして。ぜん息患者の一人、Nと申します。
私は、小児の頃よりぜん息を持っていて、成人してからも時々発作を起こすことがあります。
ぜん息に関する記事は極力読むようにしていますが「喘息を克服するためのホームページ」からの引用をほぼ用いていながら内容に問題があるように思われるサイトを見つけたので念のためご報告させて頂きます。
問題があると思われるサイトをご存じでしょうか?
そのサイトで「喘息を克服するためのホームページ」とほぼ同一内容を見つけ驚きました。どこにも引用元の表示はありませんでした。
既に「この問題があるサイト管理者」より引用の連絡があったのであれば、訂正など求められた方が良いように思われます。(引用の連絡などありませんでした・・・・清水)
問題があると思われるHP・・・・清水は、HPアドレスを送って頂き、見させてもらい、メールのとおりであることを確認しました。しかしそのHPアドレスをここで公開しますと、喘息をネタにしたお儲けのサイトであり、必死にそのことで頑張っているようですので、なんだかんだとトラブルになりかねません。
そのサイト管理者・運営者は、必死になんだかんだと頑張るでありましょうが、こちらは日常は患者さんを良くする医療の仕事をしておりますので、そんなことを専門的に対応する時間も暇もありません。時間や労力の無駄になってしまいますので、サイトのHPアドレスは公開しないことにさせて頂きます。
頂いたメールのみ続けさせて頂きます。
・上サイトの気になる点
>体質、環境、生育歴、疲労、後天的なからだの作りなどが複合・総合的に関連して発症する方が多いようです。と「病気病院医者」にありますが、これが、喘息を克服するためのホームページ
http://www.zensoku.in/zensoku_okosu.htm
を参考にしたものだとすると
>体質、環境、生育歴、疲労、後天的な体作りの努力など複合的、総合的に関連して、起ることの方が多いのです。
となっているため「後天的なからだの作り」と、引用元の「後天的な体作りの努力」では意味が違ってくるように思えます。また「この問題があるサイト」には、
>小児喘息の発作を起こした子供が大人になって治るのは、遺伝子や体質が変わったからではなく、成長とともに心身コントロール力、自然治癒力が増加したという理由が考えられます。自然治癒力の増加が不十分な子供は成人しても喘息を発症し続けるのです。
とありますが、喘息を克服するためのホームページでは
>小児喘息の発作を起こした子どもが治癒していくのは、遺伝子や体質が変わったからではありません。成長とともに不利な条件を克服する心身のコントロール力、自然治癒力が増加したからに他なりません。IgE値やRASTのスコアに変化がなくても、「よくなり、治っている」のです。自然治癒力の増加が不十分だった子どもの喘息が、成人喘息に持ち越されていくのです。
とあります。極似してはいますが、喘息を克服するためのホームページの文を読むと、心身のコントロール力とは、ぜん息の発作を引き起こす自分にとって不利なものをコントロールする力のことで、それが大事なのだと読めますが「病気病院医者」からは、大人になってもぜん息が治らない人は、一般的な心身コントロール力も自然治癒力も弱い人と読めます。
これでは、幼い時からぜん息を引きずっている人は「心身共に弱い人」というイメージにもとられかねません。ただでさえ就職難であるご時世で、ぜん息患者はますます不利になりかねないように思われたためご報告致しました。
ぜん息患者Nさんより
このような貴重なご意見を賜りました。皆様方にも読んで頂き、色々なご意見をうかがうことができると嬉しいと思い、Nさんの許可を得て、喘息ホットニュースに紹介をさせて頂きました。私どもは問題があると思われるHPに対してどうのこうのと言うことはしませんが、このようなご意見があったということを紹介させて頂きました。清水。
本当に良く読んだり、調べておられる方々が、おられるのですね。貴重なご意見を賜ることができて嬉しいです。皆さんも何かあったら、お知らせ下さいね。