能登半島地震の支援を終えて無事戻ってきました

朝6時に出発し、輪島診療所に8時半に到着しました。能登有料道路は徳田大津から穴水のインターチェンジまで不通となっているため、249号線を通って向かいました。奈良県、長野県、福井県の民医連から参加したボランティア、石川から6名のボランティアが車2台に分乗し、参加しました。診療所での沢山の人達との会議の後、支援本部の事務所で分担を決めました。全国から多数のボランティアが、何日も泊まり込んで参加されておられる姿に頭が下がりました。下の写真は大変な支援事務所の一場面です。

あられや雪[:曇りのち雨:]、氷雨[:雨:]がパラつく寒い1日でした。私は午前3時間、午後4時間、計7時間・奥能登健康友の会会員宅を血圧計を持参し、80軒ほど訪問しました。取り壊しになっている家も多く、家の中は大変な状況でした。しかし皆さん、ボランティアに支えられながらも、明るく前向きであったことに、ホッとしました。輪島診療所に対する信頼と感謝の念は、大きいものがありました。私の足は棒のようになり、くたびれましたけれども充実した1日でした。東京の介護士さん(輪島出身の女性)、長野民医連の男性と3人で回りました。わかば会員宅もお見舞いし、びっくりされたり、感謝されたりしました。下の写真は立入禁止の黄色いテープが貼られた倒れた鳥居です。
帰りは9時半に病院に戻り、事務所によって10時過ぎに帰宅しました。

妻は午前中別グループの行動に参加し、午後からは入院させなければならない患者さんの看護が必要となり、城北病院に運ぶため救急車に同乗して金沢に戻ったようです。私も無事に任務を終えて帰宅したことを報告させていただきました。明日は午前外来、午後他院所外来です。