向かって右側の一番端が私です。[:曇りのち雨:][:雨:]雨が少し降っていましたので、青いテントが上に張ってありました。
開催された本多の森公園です。
石川県社会保障推進協議会代表委員として、①再建結成10周年を昨年迎え、11年目に入っていること、②能登半島地震で被害に遭われた方々を支援するため、活動を行ったことをまずお話しました。
第3に重要なこととして、来年の4月から「後期高齢者保険制度」が実施されようとし、平均保険料6200円が年金から天引きされるにもかかわらず、かかりつけ医制度が実施され医療機関を自由に選択出来なくなる、外来・入院とも同じ病気の診察なら「包括払い」として保険からは、一定額しか出なくなる、十分な検査や新薬での治療が受けれなくなる問題点を指摘しました。75歳以上の後期高齢者は治療が長期化し複数疾患にかかっている、認知症の問題が出て来る人が多い、いずれ死を迎える人々(=死にゆく人々である)、などという基本的見解で厚生労働省は考えているからです。
第4には、④来年の4月から入院患者に関しては、どのような保険であろうとも若い人も含めて、同一疾患については入院の場合、どれだけ長期になろうとも、短かろうとも保険からは一定額しか支払わない、などとんでもない制度が検討されているという重要な問題を報告させていただきました。
医療制度、介護保険制度、福祉、暮らしをこれ以上に悪化させず、充実させるためにご一緒に頑張りましょうと訴えました。
喘息を良くするためにも、他の病気をよくするためにも、医療制度の充実は必要です。悪くされれば日本の医療費は減るかもしませんが、患者さんも医療機関も困ります。せっかく新薬が発売されても入院した場合、保険では来年4月からは投与を受けれなくなる心配があります。そんなに高いくすりを使用したければ、すぐ退院するか、民間保険を使用するか自費にして下さいと言われかねないのです。医療制度をよくするための運動をあなたも加わって起こすことが必要ではないでしょうか。
2007・第78回メーデー集会で挨拶しました
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