11月16日の学習会/ぜんそく症状のない生活5/わかば9月号13ページ

11月16日の学習会
城北病院のカンファレンスルームは、定員が30名ほどなのですが、35人の申し込みがあります。マスコミの取材などがあると、よけい混雑してしまいますので、今回は無しとすることにしました。
いよいよ今週の水曜日・午後です。http://www.zensoku.in/cgi-bin/topics/topics.cgi
ぜんそく症状のない生活5

現在の喘息治療の中心は、ステロイド吸入によって、炎症を抑えるということです。その薬がなくなったり、持っていても中断している人の場合には、再発が起こる場合があります。
副作用を少なくするために、ウガイが強調されておりますが、私たちはそれと同時に食前吸入をすすめております。食べ物や食事、唾液の分泌などで、口腔内や咽頭、喉頭、食道に残留した吸入ステロイドが洗い流されるからです。
ステロイド吸入薬を出している製薬メーカーはたくさんあるのですが、この点での大規模な比較調査を行って、副作用出現頻度のデーターを出しているところはありません。ウガイだけで十分であると言うのならば、そういうデーターを出してほしいものです。
寝る前に吸入をしている人などは、ウガイだけでは喉嗄れや嗄声、食道や胃カンジダ症の出現頻度が高いと思うのですが、いかがでしょうか。そういう人たちに、ウガイと共に食前吸入を徹底すると、同量のステロイド吸入でも、大丈夫になる人が多いのです。本社や外国データーの受け売りや鵜呑みだけでは困ります。なにせたくさんの人に投与されているのですから。
わかば9月号13ページ
昨日の続きの「被災地・福島県からの会員のお礼の手紙」が3通掲載されました。