高知県鮎釣り紀行 3

高知県東洋町の住人、廣田貢さんです。家の周りは奥様が植えられたでいっぱいでした。昔は船長さんをしておられました。ビデオの撮影(現在ではDVDもですが)はプロ級で、高知放送や高知NHK、四国放送、石川県NHKから委託を受けて、撮影をされ放送も行って居られます。喘息大学や成人喘息ゼミナールの撮影も手掛けて来られました。覚えていらっしゃる方も多いことでありましょう。
昨日の女性の方のご主人です。この人に野根川、安田川を案内していただきました。到着した午後にこの写真を撮り、近くの野根川の下見に行きました。川の両側の道路に沢山の車が前日から泊まっており、翌朝の場所取りをしているのです。テントを張って酒盛りしている人たちが、たくさんいるのです。「石川県から来たんですか。遠い所から来ましたね。私らの所に来れば、場所を譲りますよ」などと、親切な事を言って下さいましたが、リップサービスがあてになるものではありません。
これは大変な川に来てしまった。明日は暗いうち、午前3時ごろに川につかないと、釣る場所がなくなるのではないかという不安を感じさせるほどでした。この写真に見られるような、やっと到着をして安堵している、私ののんびりしたような表情はその後、消えてしまったのです。ホテルで3人と食事をし、1杯飲んで早く寝ることにしました。