参考までに、私の感想と報告を載せておきます。
Ⅰ イブニングシンポジューム8 好酸球性気道疾患で質問
報告された耳鼻咽喉科教授は、「副鼻腔と中耳も気道であり、喘息と密接な好酸球性病変を持つ」として、好酸球性副鼻腔炎・好酸球性中耳炎について報告された。
私は各種吸入ステロイドの鼻呼出法で、「口からの呼出法より36%の成人喘息患者が鼻に効果を感じ、耳に対し10%の成人喘息患者が効果を感じたとアンケートで回答した」ことについてどのように考えるか、質問に立った。
教授は「それは私も気づかなかった画期的な改善方法と思う。鼻からの吸入では副鼻腔や耳管開口部に薬剤は到達しない。呼気なら到達する」と回答された。
終了後の話し合いでは「このような患者さんに対しては、ゴールデンスタンダードになるかも」とのご意見だった。次回の春の学会で報告してみようと考えた。
2013年度秋季日本アレルギー学会参加報告 ①
- 2013年わかば11月号12頁
- 2013年わかば11月号13頁