チャーグ・ストラウス症候群は喘息患者さんの合併し得る疾患としては、重症のものであり、難病とされています。
ソチ・オリンピックで左写真の竹内選手が 「この同じ病気の人に力を」と語りました。メダルを取った後に、公表したのです。
120万人に1人が発症するとされておりますが、私はすでに11人の方を経験しています。7人の方が改善し、2人の方が不変、1人の方は不明、もう1人の方が下の人です。
最近発症されたお一人は全身性ステロイド1ヶ月間大量投与が無効であったため、免疫グロブリンの点滴治療を外来で開始しました。
昨日は5日目の投与でしたが、下肢のしびれが80%改善しました。これ程劇的に改善したと思われる方は、初めてです。早期診断と早期治療が、よかったのだと思われます。
チャーグ・ストラウス症候群の喘息患者さん改善!
- 2014年わかば1月号26頁
- 2014年わかば1月号編集後記