FAXのお礼がメールでありました

私たちのホームページを見たり、私の著書を読んで、「近くの専門医を紹介してほしい」というご依頼は、毎日のようにあります。私どもはできるだけ誠実に早くFAXや、切手を貼った宛名が書かれた返信用封筒で返信をしてきました。若干の資料も参考までに付け加えて、お送り致しております。中にはお礼で「石川県喘息友の会に寄付をしたい」とかお礼状が来る場合もありますが、それらはきわめてまれなことです。書いてあるんだから問い合わせて、返事をもらって当然ではないか・・・・こういうパターンで、長年過ごしてまいりました。
相互リンクをして頂いた御礼に、私どもも相互リンクをすることは礼儀として当然です。しかし喘息ホットニュースで紹介しないことには、毎日相互リンクを点検している人は居ないでしょうし、どこが追加されたか分からないわけですから、最近は礼儀として紹介させて頂くことにして来ました。
私どもが回答したお礼などがあった場合に、個人のプライバシーを尊重し、傷つけないようにしながら紹介することも礼儀の一つかと思います。喘息Q&Aで回答させながらも、返信を書き込まない約束違反の人も存在します。礼儀とか信義を尊重する意味で、適当なお礼状があった場合に許可を得て、紹介させていただきます。
広島県の方から、次のようなメールが来ました。掲載はどうぞとご返事を頂きました。紹介させて頂きます。
『お忙しい中、勇気付けられる資料、回答を頂きまして、心よりお礼申し上げます。
少しずつでも、一日も早い回復を願い、治療を続けていきたいと思います。
母よりのメッセージです。
「13年前に初めて喘息になった時、こんなに苦しまなければならない病気だとは知りませんでした。あの時ちゃんとした情報を得、治療を受けることが出来ていたら、今このように辛い思いをしなくても良かったのに、と何度も後悔しています。軽い気持ちでいたので、数年に一度発作の起きた時にしか病院に行っていませんでした。去年暮れから今日まで何度も発作が起こり、日常生活がままならなくなって、やっと喘息の治療をちゃんとしなくては、と気付きました。
先生の喘息患者学入門という御本を読ませて頂き、勉強をして喘息を克服したいと思います。
本日はありがとうございました。」
今日質問をさせていただいたフォームからメールを送ろうと思いましたが、文字数の制限のためこちらに送らせて頂きました事をお許しください。』
このような紹介も、一人の喘息の人でもよくするための一里塚ではないでしょうか。