喘息レベルアップ講習会成功

11月18日土曜日に行われた成人喘息レベルアップ講習会には、患者さん関係だけで61名の参加がありました。職員関係を入れると70名以上でした。城北診療所の広い待合室が、いっぱいとなりました。小児科の子供さんたちは、菜の花薬局の3階で青いシートを敷いて、その上で実地講習をしていたようです。
成人喘息の遠くからの参加では、島根県出雲市、京都、長野からの若いご夫婦、茨城、岐阜、東京から2名、福井、富山などからの参加もありました。長野からの若いご夫婦の「私たちの周りには、喘息の人があまりないので、不安に思っていました。優しい主人の車に乗せてもらって来ましたけれども、多くの人の体験が聞けてよかったです。講義もとても勉強になりました。来年5月のゼミナールにもまた夫婦で参加します」と嬉しそうに語っておられたのが印象的でした。
外来に通っておられるだけで、特別な講習を受けたことのない人が、たくさん参加されました。その人たちのレベルが上がったということは、大きな成果であります。そのような手に取るような指導をやっている病院や診療所が全国的には少ないので、貴重な試みです。
第14回喘息デー・喘息克服月間の行事は、12月4日に大阪で開催される関西喘息患者交流会を残すのみとなりました。関西地方の方々は、是非おでかけになって下さい。
11月17日金曜日の東京新聞の記事を送っていただきました。北陸中日新聞や岐阜県での中日新聞を入手しましたけれども、それは白黒の写真と図でした。送っていただいた東京新聞の写真や図は、キレイなカラーでした。その貴重な記事は、明日のこの欄で掲載させていただきます。