喘息の子供さんが、10年前と比べて2倍に増加という新聞記事について。
2006年12月22日、共同通信社の配信で、以下のことが報道されました。
喘息を患っている幼稚園児や小中学生の割合が、いずれも10年前と比べ2倍以上に増え、過去最高を更新した。文部科学省が2006年度に実施した格好県統計調査(速報値)で、12月21日そのことが分かったと全国的に報道されました。文部科学省より出された「学校保健統計調査(平成18年度速報版)」による結果であります。
2003年5月20日に発行された私の著書・喘息患者学入門では104ページに2002年12月19日付の新聞記事を紹介し、「喘息生徒10年で2倍に」ということを紹介しました。2004年度の調査も同じ見出しで、同じようなデーターとなっております。2004年度の新聞記事は「小児喘息患者学入門」172ページに、グラフと共にすでに紹介をしました。
したがって正確には、2002年度から調査のたび2年ごとに、同じことが報道されているということであります。詳しい掲載ソースは見づらいですけれども、以下のところから閲覧することが出来ます。
http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/001/003/18/06120806/011.xls
小児喘息の増加に、歯止めをかける努力が必要ですね。
喘息の子供さんが、10年前と比べて2倍に増加という最近の新聞記事
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