シッコ

シッコ(sicko)=病気であります。マイケルムーア監督の最新作シッコは病気を描きながら、アメリカの医療制度の病気を余すことなく告発しております。この二つの病気の意味を兼ねて、シッコ(sicko)=病気という表題がついたのでありましょう。
何事もアメリカの方に近づこうとする日本の医療制度や疾病保険制度も、アメリカのようになっては大変です。その危険性と大変さの事実を余すことなく映画で写し出しました。ここまでひどくなっているのか、日本もそれに向かって歩み近づこうとしておりますが、そうなっては大変です。
一方、カナダ、イギリス、フランス、キューバなどはアメリカと全く違っていて、人々の喜んでいる笑顔が印象的でした。皆様、これは必見の映画ですよ。私も見てきました。金沢駅前のフォーラスで、深夜料金1000円で見てきました。城北病院では、昨日、50周年記念行事として健康祭りを行いましたが、多くの人に見ていただきたいとフォーラス200名の席を借り切って、職員と友の会の方々200名を無料招待しました。私が貰った2枚の無料招待券は、石川県喘息友の会・山本信治名誉会長ご夫妻にプレゼントいたしました。お二人で見て来られたそうです。映画館は補助席や立ち見が出るほど満杯だったとのことでした。
皆様のところでも上映されると思います。是非ご覧になって下さい。
昨日の石川テレビ「主治医が見つかる診療所」を再び録画したのですが、テーマは大腸がんでした。喘息はいつになったらやるのでしょうね。本日の午後8半から、NHK教育テレビで「ぜんそく発作原因と診断」があるようです。どこの先生が中心になるのか分かりませんが、秋は喘息発作多発ということをNHKは認識しているようです。