喘息患者さん論考10

先日の3月8日土曜日、わかば会入会の受け付けを担当する人が決まりませんでした。皆さん御都合が悪かったのです。山本名誉会長が、「それならば私が羽咋から出て来る」と言われて、担当して下さいました。
山本さんもかって、喘息大学入学時の頃重症患者だったことがありましたけれども、ここ十数年喘息が寛解し吸入薬も含め一切の薬を使用しておられません。
診察室に入って来られた喘息患者さん方に、わかば会を紹介し、「わかば会受付」のところに寄っていかれるようにおすすめします。「はいはい、分かりました」と診察室を出ていかれるのです。しかし、診察室を一度出ればただちに反対方向の会計に向かって一目散の人が多い傾向にあります。
山本名誉会長が座っておられるということで、「ここ十数年喘息が寛解し吸入薬も含め一切の薬を使用していない人が座っています。とにかく、お話を聞いていきませんか」とお誘いしてみました。若い人も含め、たくさんの人が寄って行かれました。お話も長く、熱中して話し込む人もおられました。もちろん入会された方や、ゼミナールを申し込まれた方もありました。「入会を考えて、次回に返事をする」という人もおられたそうです。
「お仕事お持ちの人に座って頂くことは難しい」「いつも山本さんに座ってもらえばいいというのも難しい」と言うのは当たり前ですが、考えるべきことの一つだったような気がします。