後期高齢者医療制度は、NHKの日曜討論でも「お年寄りの健康増進のためではなく、お金をとって粗末な医療で満足して頂く制度」ということが明らかにされました。与党・公明党の代表の人も、「私たちも3000人からの地方議員を持っており、色々な意見が上がってきている」などと発言していました。
過半数の27都府県医師会で批判的な対応がとられていることが報道されています。国民も新聞も地方も異議を唱え始めています。にもかかわらず政府は、説明さえすれば分かってもらえると厚労省「長寿医療制度Q&A」を発表しました。その問題点とウソを石川県社会保障推進協議会事務局長の寺越くんが指摘している論文です。読んだ上で御検討、御批判下さい。
今までの医療制度の方がまだマシか、後期高齢者医療制度が将来に向けて、喘息の高齢者の方々により役立つのか見極める必要があります。無駄な財政支出を削り、高齢者の医療のために財源を回すべきではないでしょうか。かって70歳以上の方々の医療費は無料だったのです。
5月8日北陸放送テレビでCOPDの取材番組が放映されることを5月5日の喘息ホットニュースでも紹介しました。
二人のCOPDの患者さんの御承諾をえて、取材していただいたものの放映です。これが最後のアナウンスです。
放映は5月8日(木)午後6時16分から6時55分までの間のニュースランナー・医療特集ということで、ニュースの最後に5分間ほど北陸放送テレビ(石川県では6チャンネル)からの予定です。「階段のぼれますか?・・・生活習慣病COPD」8日(木)のことです。
COPDの成人患者さんは、軽症も含めれば日本で500万人とされています。昨年12月の日刊ゲンダイで昭和大学の足立教授が語ったところによると、成人喘息は450万人だそうです。合わせると1000万人近くとなります。
ダブっている数も相当あるかもしれませんが、本当にそれだけいるのでしょうか。疫学調査の結果だということでありますが?多いということは間違いなく言えるでありましょう。
「長寿医療制度Q&A」を批判する(寺越論文)1と5月8日(木)の清水先生の出るテレビ放送
- ぜんそくのない生活へ 7と、私たちの学会報告の一部
- ぜんそくのない生活へ 8 と、喘息FAQ改善について