喘息のコントロールはもちろんいちばん大切なことです。しかし成人喘息の場合、喘息のコントロールは良くなったけれども、匂いがしなくなった、鼻の具合が悪くなった、耳の具合が悪くなった、などという合併症が問題となっています。
喘息がひどいよりはマシだ、ということであまり問題にされていません。第7回成人喘息ゼミナールは、これらの問題に真正面に取り組みました。その問題を抱える人の参加者が実に多いというのが、今回の特徴です。
例えばわかば会に入会されますと「会員専用掲示板」というのがあります。そこでは鼻の匂いを改善させた経験が報告されています。それを試したところ、良くなったという書き込みがあります。その人の特殊な改善方法を第7回成人喘息ゼミナールでは、体験発表していただきます。そういう書き込みを実際に読むことができるのかどうか、体験発表で実際に目[:ぎょ:]で見ることができるのかどうか、今後の人生の質を大きく変化させます。
良くなるよう努力しているところに参加している人たちは、それなりのメリットを得ているということですね。
ぜんそくのない生活へ 9と 合併症もない生活へ
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