気管支喘息のコントロールはステロイド吸入の進歩によって、かなり前進しました。全身性ステロイドが使われることが圧倒的に少なくなりました。毎日その投与を受けている患者さんは極めて少なくなっています。
その結果ということもありますが、鼻や耳の障害を訴える患者さんは、それに反比例して増加しております。
成人気管支喘息患者さんに向けて、好酸球清副鼻腔炎、好酸球性中耳炎に関する専門家の講演を企画したのは、日本では私たちが初めてでありましょう。それらの障害を持つ人は、今回日本全国から20人ほどが参加され、「非常にためになった」と喜ばれました。
その専門家である金沢大学耳鼻咽喉科の耳科学・伊藤真人先生は、私たちの紹介を通じて北陸、関東、関西の好酸球性中耳炎の方々をたくさん良くしてこられました。その経験を含めて、講演にて協力をして下さいました。講演される伊藤先生です。お二人の先生方は、日本耳鼻咽喉科学会が同時期に開催されているにもかかわらず、御協力を快諾してくださったのです。
パルミコート タービュヘイラーの廃棄方法についての説明です。
医師向けには、喘息に関する情報が毎日のようにたくさん提供されております。しかしそれをインターネット上で患者さん方に提供することは、著作権の問題で禁じられております。したがって、選んで紹介したくとも、それは許されません。医学雑誌上では、引用先を明記すれば可能となるのですが、患者さん向け、一般向けには許されておりません。
患者さんに向けての情報もたくさん流されております。それは流しているところの許可があれば可能です。その日進月歩は、病院や診察室では患者さんがなかなか入手することは出来ません。ここで提供されている喘息ホットニュースは、患者さん向けに提供されている最新のニュースです。
耳に関する講演と、パルミコート タービュヘイラーを使用される患者さんへ 4
- 鼻に関する特別講演、と厚労省「長寿医療制度Q&A」を批判する (寺越論文) 16
- 第7回成人喘息ゼミナール特別講演で、たくさんの質問がありました