第7回成人喘息ゼミナール特別講演で、たくさんの質問がありました

に関する「専門家による特別講演」は好評でした。「とても参考になった。金沢まできた甲斐があった」という感想が多数寄せられました。
お二人の先生は、講演後にお帰りになる予定で、私の参加者の質問を受け付ける予定したけれども、期待の大きさをひしひしと感じて、質疑コーナーの時間も残って頂けるかどうかお伺いしました。当初の約束にはなかったことですが、お二人の先生は、「いいですよ」と快く、応じて下さいました。
私たちの喘息に対する取り組み、成人喘息ゼミナール試みに対して心情的支援や御理解を下さっているためでありました。たくさんの質問が寄せられ、それに対して丁寧に答えておられました。質問された方々も、聞いておられた方々も、初めての試みでありながら、満足されておられるようでありました。
そのなかの一つの質問として、「私は今朝から、左の耳が聞こえにくくなってしまった。どうしたらよいでしょうか」という質問があったのです。お二人の先生は「突発性難聴ではないか。するに専門家の検査によって診断や治療を受ける必要があります」と回答されました。私は、「全身性ステロイド投与の効果について」質問をしました。「それが可能なら、よいことですよ」と参加者全体に対して、回答がありました。専門家が近くにいるということは、患者さんにとって大きな安心ですね。
救急室にて早速、その人に対し、全身性ステロイドの点滴を行いました。翌日に、「だいぶ良くなりました」との返事を頂いたのですが、再度投与をいたしました。本日お手紙を拝見したところ、「過労を背景とした突発性難聴」という診断を受け、とても良くなりました。ありがとうございました。」と記載されておりました。第7回成人喘息ゼミナール参加者の皆さんに、安心して頂くためにも、ここで報告をした次第です。