本間先生の奥様からお見舞い と 後期高齢者医療制度廃止への道  1

本間日臣(ひおみ)先生は、虎の門病院呼吸器科部長であった時に、1970年に私の呼吸器科での研修を受け入れて下さった大切な恩師です。日本の呼吸器病学の発展に重要な貢献をされました。私の今日があるのは、もう一人の恩師谷本普一先生と共に本間日臣先生のお陰です。
本間日臣先生に色々な大切なことを教わったことは勿論でありますが、先日奥さまから自宅の方に「水害お見舞い」のお電話を頂きました。そしてお見舞い品として、以下の二つをお送り頂いたのです。CDの方は録音テープで、以前に持っていたものでありますが、呼吸器学会が同じものをCDにして作りました。再度聞かせていただき初心を再び思い起こしました。贈って頂いた本も感銘深い本でした。「毎日の怠惰を根本から叱責されている」と反省させられました。
亡くなられた本間日臣先生だけでなく、遠い遠い弟子である私のことまで、奥様が励まし導いて下さっているのです。私は到底足もとにも及ぶことが出来ません。深い感動を覚えました。

不肖の弟子である私は勿論著書などはお送りしていたのですけれども、金沢で開催された「本間賞受賞のお祝いの会」のDVDをお送りしていないことに気づいたのです。お礼の手紙と共に、本間先生の奥様と谷本先生に、下のDVDをお送りした次第です。

このHPで以前に受賞お知らせした後に、このHPを良く見て応援して下さっている患者様から、お祝いのメッセージを頂きました。「紹介はいつでもよいですよ」と御了承を頂いたのに、紹介していないメッセージでありました。本当に私は罰あたりです。その紹介も合わせて、ここにおわびしながら、掲載をさせて頂きます。
「先生、この度は虎の門病院呼吸器科同門会からの本間賞の受賞おめでとうございます。
先生が熱意を持って研修にいらした病院からの賞、母校からもらうのと変わらないくらいの喜びでしょう。先生が常日頃、ただ学会などでどちらかにお出かけになるだけでなく、その近くの患者さんたちと会う機会を持って下さることや、なんとなく医師の前で卑屈になりがちな患者さんたちに、ごく普通に接して下さること、そういったことが、ただ受けるだけの医療から、学ぶ医療に変わって行くのだと思います。」・・・・中略・・・・
先生が患者会に参加されるのを拝見しておりますとヒッポクラテスの誓い、「この誓いを守るなら、私はいつでも医業をお楽しみ、人から尊敬されるようになれる」のくだりを思い出します。HPに来る人たちも、先生の近くの患者さん方も、本やHPで誰にでもその知識を分けけて下さって、あるいはいつも分かりやすく説明して下さっているからこそ、先生が大好きで尊敬できる存在なのだと思います。それに鮎の釣果をうかがうのもなんとなく楽しみなんですよ。楽しんでそのニュースを見てしまうのは私だけではないはずです。
本間先生は今回の清水先生の受賞を本当に喜んで下さっているに違いありません。先生、本当におめでとうございました」
こんな素晴らしいお手紙を頂きながら、面映かったせいもあったのか、掲載はいつでもよいですよと言われ機会を失ったせいなのか、これまで放置してしきてしまったのです。本当に罰あたり者です。おわび申しあげる次第です。石川県喘息友の会役員の方々、その御家族の方々、恩師、HPを見て下さっている方々、いろんな方々にお世話になっているのに、何の恩返しも出来ず、失礼ばかりしている私です。
医学や医療、学門一筋という訳でもなく、患者会活動や民医連運動、下に掲載したようなチラシの運動など、どれも中途半端で足りないばかりの有様を申し訳なく思っております。
三足のわらじの一足の活動が、以下のようなチラシです。このチラシの中身の紹介もシリーズで今後させて頂きます。