大日本住友製薬のキュバールです。値段は高いけれども末梢気道に好酸球の炎症の主座があるような人には、著効を示す吸入薬です。シリーズで紹介して行きます。５０マイクロ、１００マイクロの二つの製品があります。
喘息日誌増刷に当たっての御意見・御提案募集
先週、合同出版の編集長から電話がありました。「喘息日誌が底をついてきたので、現在のまま増刷をするか、著者である先生の御意見を伺いたい」というものでした。少しはコンスタントに出ているロングセラーの商品なのだそうです。
私はステロイド吸入だけでもアドエア、パルミコート吸入液、キュバール、オルベスコなどが使われている時代であり、若干の改訂をしたい旨、申し入れをしました。ＯＫされたのではありますが、やがて底をついてしまうので、「日がない」ということでした。１０月３０日までに「改訂原稿」を出しますので、ということで了承されました。
①薬の進歩について、新しい情報を入れる。
②患者さんの要望を入れて、改善できる部分を改善する。
ことを考えております。すでにこれまでに、ある患者さんからの要望として「日記がわりに使っているので、予定表を書き込める欄を作ってほしい、ピークフロー値のグラフの罫線は薄くして何でも自由に書き込めるようにしてほしい」など、本来の使命から外れるかもしれないような要望を承っております。
ピークフロー値をつけれるように改善した喘息日誌は、１９９０年１１月５日に初刷りが発行されました。今年で１８年目を迎えます。９５年に２回目の改訂、２００３年５月に３回目の改訂を行って、現在に至ります。掲示板にも同様文を入れます。御意見や御要望のある方は、掲示板に書き込んで頂くか、下記メールまで御意見をお寄せ下さい。使用者である患者さんにとって御都合のよい喘息日誌にした方がよろしいと思いますので。よろしくお願い申し上げます。
zensokutomonokai@nifty.com
