アンケートを送付しました。 キュバール 2  と オルべスコ

石川県喘息友の会「わかば会」関係では、喘息大学卒業生・同窓生を含めて1443通のアンケートを発送しました。811通の返送がありました。回収率は56%でした。皆様の御協力で、おかげさまで50%以上の回収目標を達成することが出来ました。
811通の住所を書いた封筒とアンケートを別々にして、昨日宅急便で送付しました。本日、東京の事務局に届くはずです。
これとは別に、日本喘息患者会連絡会加盟単位患者会宛てにアンケートを送付しました。それは直接、東京の事務局に返送されることになっています。従って、全体の回収目標5000通のうち、1000通以上は届くことになるでありましょう。
御協力を頂いた皆様、ありがとうございました。深く御礼を申し上げここに御報告いたします。
キュバール 2  と オルべスコ
私は好酸球の炎症気道中枢優位型喘息の人と末梢気道優位方喘息の人のいづれかに分かれるという考え方をしております。
気道中枢優位型喘息の人には、フルタイドパルミコートの粉末や液体の吸入が良く効きます。気道中枢部に良く付着するからです。
それで十分に改善しない人はキュバールオルべスコを試してみる価値があります。エアゾル製剤のステロイド吸入薬は気道末梢の奥まで入り、細い気管支・細気管支・肺胞の好酸球炎症をより効果的に抑えるからです。それで抜群の効果のあった人は末梢気道優位方喘息であると言ってよいと私は考えております。
以上のことは各地の中間交流会で、詳しく説明を致してきましたし、これからもするつもりです。次の図を見れば、より理解できるでありましょう。

オルべスコも同様の薬剤であり、脂溶性のため気道末梢に到達して初めて効果を発揮する薬剤とされております。したがって咽頭や喉頭を通過する際に副作用が少ないと、宣伝されております。
大日本住友製薬のキュバールの会社は、「先生の判断で提供したデーターをホームページ上で公開して下さってもよい」と了解を得ておりますので、引き続きニュースとして紹介をして行きます。テイジンのオルべスコの会社は、「掲載して頂いてもよいデーターはありません」とのことですので、以下だけで終わりとなります。