本日は成人の日・厳しい現実への旅立ち と 鼻アレルギー診療ガイドライン3

本日は成人の日、しかし厳しい社会への旅立ちとならざるを得ません。虚構の繁栄の上に成り立った新自由主義経済の姿を,、あらためていく先頭に立って欲しいと思います。
東京のど真ん中に「派遣村」ができるという日本です。石川県の実状はどうでしょうか。石川県社会保障推進協議会のニュースを紹介します。東京だけでなく、石川県でもこのような実状ですから、全国どこでも実態を明らかにして行く必要があるのではないでしょうか。
日本の現実を知る、石川県の現実を知るという点で、長くなりますのでニュースを私が短く修正して紹介させて頂きます。興味のない方は鼻アレルギー診療ガイドラインに飛んで下さい。
石川社保協ニュース            2009年1月9日
920-0848 金沢市京町24-14 ℡076-253-1636 F076-253-1459
メール:kaigo@imir.jp  http://www.imir.jp/syahokyo/  
未曾有の危機、派遣労働者の雇用切りで、
ホームレス、車中泊の人 金沢でも増える! 
アメリカ発の金融危機を契機にした、未曾有の経済危機の中、大企業から派遣労働者の雇い止め、首切りが始まり、全国に広がっています。厚生労働省の調査報告も調査の度に増えています。昨年末の報告をでは、「10月から来年3月までの半年間に失業する非正規社員は8万5000人を超える」と11月の調査報告の3倍近くとなっています。
以下の表は原本はキレイに作られているのですが、ここに貼り付けるとズレてしまって、改善のしようがありませんでした(清水)。御了承下さい。
◇石川県・全国の非正規社員の失業状況 08年10月~09年3月末 (厚労省発表)
派遣 期間工等 請負 その他 合計
石川 1160 613 15 11 1799
全国 57300 15737 7938 4037 85012
 「派遣切り」「期間工切り」などで仕事も住まいも奪われた労働者らを支援するため、市民団体や労組が実行委員会をつくり、東京・日比谷公園に開設した「年越し派遣村」の取り組みは、当事者を励まし、多くの国民に希望と大きな励ましをくれました。
 
 ホームレスや車中泊となった人々には、その背景や経過はそれぞれ違うものの、雇用が切られ、あるいは、仕事がなくなって生活困窮となり、何とか、打開しようと悪戦苦闘されていました。しかし予想だにしなかった状況の中で、石川県でも事態はさらに深刻になってきたようです。
 
ケースを紹介します。
【51歳男性】 
 病欠を理由に解雇(派遣)される。その後、派遣会社に契約し、派遣の仕事をする。夜8時から翌朝8時までの12時間労働(日給9000円)であった。この仕事も昨年の秋以降、月4回しかなく、預金を全て取り崩して生活ができなくなる。労働110番に相談あり、雇用促進住宅への入居、生保申請につなげた。
【40歳男性】
 派遣切りで3ケ月前より、収入がなくなり、手持ち金がなくなり生活困難になる。ハローワークに通いづめるが、仕事はなく、保護申請を行う。
【50歳男性】
 洋服屋を経営していたが破綻。金沢に来て日雇い派遣の仕事をしてきたが、仕事がなくなり、生活困難。手持ち金4000円までとなり、保護申請中。
【61歳男性】 
 昨年の8月、ずーと言われ続けてきた居室(30年間住んでいた納屋の2階)を出て、車中泊生活に入る。「アパートをかりて生活をしよう」と思っていたが同時期から仕事が全くなくなり、アパートどころか、食事にも事欠く生活になる。「これまで3日以上休んだことがない」というKさんは4ケ月以上車中泊の生活。兄弟が時々、食事の提供していた。新年早々、保護申請し受理され、アパートは確保された。
【71歳男性】
 犀川の橋の下でホームレス生活されていた。湯浅誠さんの講演を聞かれた人が、社保協に相談があり、その方が、共産党の市議の協力を得て、保護申請。金沢市の奮闘で、住居を確保する。
【57歳・61歳 男性】
 金沢市内の南部地域の公園で、2人のホームレスの存在の連絡が入り、今日、相談、保護申請も行う予定。
金沢市生活福祉課の体制強化と機敏な対応が
求められる!
 金沢市では、こうした異常事態の中でも保護申請を受け付けてから、保護の可・不可の決定がでるのは、30日要しています。生活福祉課の職員が不足しているからです。生活福祉課の増員と特別体制を求めていくことが今、大変重要となっています。
通年性アレルギー性鼻炎の治療について、ガイドラインが表となりました。その紹介です。