小児喘息のコントロール 4 と 学習会・会員更新/インフルエンザについて 1

小児喘息の患者さんの気道に炎症が起こっているため、過敏性が高まっていることを図示しています。右の図は喘息発作が起こることが、気道の状態を悪化させ、益々過敏性を高める悪循環を起こすことを示しています。自分の子どもさんが、このような状態に陥らないように、予防的な治療に努めることが必要です。成人喘息にもそれは言えます。
 
学習会色々。
2月14日に開催された2009年新春社会保障講演会「フランスの労働者の働き方とくらし・広島県立大学社会保障学都留民子教授」の学習会には、会場が満杯となる120人が詰めかけました。閉会の挨拶をさせて頂きました。実に熱心に皆さん聞き入っておられました。

アレルギー週間にちなんだ2009年成人喘息新患レベルアップ講習会は2月18日(水)、私の休みを返上し開催されました。150人ほどお誘いして午前中10人、夜は4人の参加者でした。熱心な新患の方々もおられますけれども、6人ほどのキャンセルがありました。城北診療所の最近の新患の方々は、学習会に出ることなどは、おっくうなのでありましょうか。それとも講師の差?、これが順当?なのでありましょうか。
   
会員更新
わかば会更新と新規入会は、皆様の熱心な御努力のおかげで外来65名、IT会員12名、郵便振替用紙で更新された方々が134名、合計211名(目標1000名に対する21.1%)まで到達しました。これからの方、まだの方、よろしくお願いいたします。掲示板への方への書き込みも有り難うございました。引き続きよろしくお願いいたします。
インフルエンザについて
少し下火になってきたとはいえ、寒波の襲来が続いておりますので、まだ流行しております。皆様に影響が無きことを願って、シリーズで啓蒙記事を紹介します。「熱は下がっても、人にうつる可能性」が指摘されております。