喘息患者の意識調査2008報告19/ゾレア使用検討者/医師養成ピンチ10

喘息患者の意識調査2008報告19
現在の薬物療法の状況下でも、学校や職場を1年間に1週間以上休まなければならない人たちが存在します。今なお重症患者がいらっしゃるということでありましょう。
喘息発作で時間外に点滴に来院し、救急病棟を経て久々に喘息で入院患者となった方がおられました。3日間の入院加療で、ようやく落ち着き、本日退院です。この人は定期に通院をされていなかった人でありますので、重症患者というよりは定期通院をされていなかったためでありましょう。
その教訓が今後に生かされさえすれば、今後は入院までの重症化は防ぐことができるはずです。きちんと通院できるようになる社会的条件が整うことも必要あり重要です。

全く休んでいないという人は、半数以下です。
ゾレア使用検討者
第8回成人喘息ゼミナール参加申し込み者に対して、旅行業者から書類が送られております。同時に第8回成人喘息ゼミナール参加という機会を利用した診察希望者に対して、診察時間の予約について、私が電話で連絡を取り合っております。今日電話でお話をした、そのなかの東海地方のお一人は、1本7万503円であるゾレア(オマリズマブ)の使用が地元の病院で検討されているとのことでありました。
第8回成人喘息ゼミナールでは、その薬について詳しく教えてほしい」と語っておられました。勿論、その薬の最新の情報を提供・紹介する予定です。
そのような方も含めて、「この1年間全く入院しなくてもいい」、「仕事を休まなくてもいい」、「全く休んでいない」、そういう人を作るために、第8回成人喘息ゼミナールは着々と準備が整いつつあります。
医師養成ピンチ10
これが民医連のチラシの最後の結論です。私もパブリックコメント厚生労働省に送りました。