福島県喘息患者会からのメール/わかば2月号21/総会・新年会13

福島県喘息患者会からのメール
福島県の浜通り地方は地震津波の大きな被害を受けただけでなく、大変な原発と放射線の被害を受けています。
その影響は福島県全体に及びました。渦中にある福島県喘息患者会きびたき会」会長の山形さんから以下のようなメールを頂きました。メールアドレスも公開してよいとのことでしたので、励ましのメールを送ってあげて下さい。
私も福島県在住のわかば会員の皆様に電話をしました。「先生!元気でたぁー 有り難う」などの感謝の言葉も頂きました。山形会長は私の出身地、喜多方在住の方です。故郷にもすぐれた尊敬する患者さんがおられ、現在住んでいる石川県にもたくさんのすぐれた尊敬している患者さんがいらっしゃるので、私は幸せ者です。
山形さんからのメール
石川県喘息友の会様
 福島県喘息患者会「きびたき会」会長の山形洋一です。いつもお世話様になりありがとうございます。
 このたびの東日本大震災では、清水先生、日喘連の西村会長はじめ沢山の方からお見舞いのお電話やお便りを頂戴しました。ありがとうございました。
 「きびたき会」では、家屋や家財道具などに被害を蒙った会員が何人か出ました。まだ全員の確認は取っていませんが、最悪の事態にはならずに済んだようです。
 震災後は物流が止ったことや買いだめなどもあって、ガソリン、灯油、食料品、医薬品が極端に足りなくなり、地震の直接的な被害が少なかった喜多方でも、街の中は車も人の往来も途絶えてまるで廃墟のようになりました。 震災から3週間、ようやく燃料も届くようになり、物流も回復して街中は元の賑わいが出始めています。
 
 私の住む喜多方市は、福島県西部のいわゆる会津地方にあり、地震の被害も原発の放射能の影響も今のところはあまりありませんが、太平洋側の浜通り地方から大勢の皆さんが喜多方市に避難して来ています。避難所は私の家の近くなので、あるいは喘息で困っている人がいるのではないかと訪ねてみたのですが、避難所の受付ではそのような情報は把握していませんでしたし、市内の医師会のかたがたが関わってくださっていたので、それ以上には立ち入ることができませんでした。 多くの被災者の中には常備薬に困っている人も多いと思いますが、私たちのように慢性疾患と付き合っている者にとっては、常にこのような状況を想定して暮らさねばならないことを、改めて思い知らされました。
 大地震や原発事故の影響はこれからますます拡大していくことと思いますし、これからの復興は日本の浮沈にかかわる重大事だと思います。 過去を振り返って「たら、れば」で議論することは先送りし、これからは余り頑張り過ぎずに、いかに踏ん張って生きるかが問われているのではないかと思っています。
 「がんばれ東北」の声援は、日々の生活に大きな力を与えてくれます。
 わかば会や日喘連の皆様には、これからも何かとお力添えを頂戴することと思いますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
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     山 形 洋 一 yy70yy@akina.ne.jp tel&fax:0241-22-3047
清水からのお知らせ。
この場を借りてお知らせをします。昨日の赤旗日刊紙で、城北病院でのスギ花粉学習会と記事が9面の「くらし家庭欄」で、写真入りで大きく掲載されました。ご覧になることができる方は、昨日の新聞を取り出して、ご覧になって下さい。
スギ花粉症改善進める 減感作療法根本克服が目標 石川・城北病院」という見出しでした。
わかば2月号21頁
石井さんの投稿記事の結びです。阪神淡路大震災に見舞われて、わかば会からも義捐金をお送りした方ですが、「歴史上最もよい時に、最もよい場所に、時空のピンポイントに生まれたコーンを感謝する」との結びの言葉で終わっています。
総会・新年会13
開会の挨拶をされているのは、石川県喘息友の会加南支部長・川北さんです。私の右隣が日本喘息患者会連絡会会長・西村さんです。福島県の山形さんのメールの中にも、お名前が出てきました。石川県で喘息患者会を支えて下さる大切で重要な方々であります。