oh_tototoさんのお力により、1月14日に更新されました。
環境を改善し、整えることにより、じん肺の患者さんが明らかに減少するだろうという記事を含んでいます。
それと同じように喘息の患者さんを取り巻く薬や治していく環境を整えたり改善することも大切であることを強調しました。各地交流会も良くなる夢を実現するために、必要なものです。日野原さんと三国連太郎さんの対談も紹介しました。
http://www.zensoku.in/htm_zensokuo/zensokuo188.htm
自然の中で育つ杉、そして杉花粉症という病気でさえ、環境による影響が大なのです。以下にそのことを示しておきます。
杉は昔からありましたけれども、戦後の植林で人工的に増加しました。その杉が1970年ごろより次第に花粉生産力の強い樹齢30年程度に達したため、1982年の飛散量は1965年の約4倍に達しました。
発症者が増えた原因の第一は、花粉飛散量が増えそれに曝露された者が増えたためです。日本の林業が衰退し、間伐が行われなくなったり、杉の木が利用されなくなったことも増加の原因です。第二は、土の地面が少なくなってコンクリートが多くなり、花粉が吸収されず2度も3度も舞い上がる、第三に、ディーゼルエンジン等の排出する大気汚染物質と結合すると抗原性が増加する、第四に、アレルギー体質の人の増加が指摘されています。それらが複合し、増加していると考えられています。
「喘息をよくし治す」の更新 !!
- 2012年わかば12月号14頁
- 2012年わかば12月号15頁