インフルエンザ新情報
昨日から最優先対象とされる医療従事者へのワクチン接種が開始されたとテレビやラジオで報道がなされました。すべての都道府県ではなく、23の自治体で始まったとのことです。有害事象や副作用が出れば、報告することになっております。集計がされるでありましょう。
城北病院・城北診療所では、石川県の公表をもとに以下のような方法で当面、取組を開始することが、昨日の医局朝会で発表されました。通院されている喘息患者さんから問い合わせがあったり、外来でのお話は当面、以下の基準・手順となります。他の医療機関に通院されている方々も、似たような基準で対応されることになるのではないでしょうか。
国や県の方針が次々と変わるという状況がありますので(2回しなければならないとか、1回でよいとか、優先接種の基準が微妙に変わるとか)、未来永劫確定ということではなく、状況に応じて変更されて行く可能性はあります。
最優先接種対象者証明書というのは、テレビでも公開されておりましたので、ここで紹介することも問題は無いでありましょう。ただ喘息などの最優先疾患にワクチン接種を日本で実施するのは、11月中旬以降と決められておりますので、その点はご了解下さい。
最優先疾患の「基礎疾患を持つ人・喘息や慢性呼吸器疾患」の定義がもう少し詳しくあきらかにされたので、その点は明日の喘息ホットニュースに紹介します。ご注目下さい。
色々と分からないことが多いでしょうし、何をどうすればよいのか、大事なことはなんなのか、わかば11月号で「新型インフルエンザ特集号」を作りお知らせをいたします。
10月21日に3回に分けて開催される「新患成人喘息・新型インフルエンザにかからず、喘息を良くする」学習会が、北陸中日新聞に紹介されました。その記事も明日アップされます。それに参加されるのもよいでありましょう。2回目は11月18日水曜日に開催されますので、明日の北陸中日新聞の記事をメモしておかれるとよいですよ。
一番手っ取り早くためになるのは10月25日(日)に京都で開催される「関西交流会」に参加することです。私の講演を聞いてください。矢原さんに問い合わせや申し込みをなさって下さい。
http://www.zensoku.in/cgi-bin/topics/topics.cgi
第6回関東喘息患者交流会5
横田さんが私の講演の中で、厚生労働省主催の喘息患者会などへの説明討論会に参加された模様を(わかば10月号で紹介されている)生のお声で、報告をされました。このような患者会の努力もあって、「喘息患者さんが優先疾患」になっていったのです。喘息患者会を強化することは、ご自分の身・多くの喘息患者さんを守るためにも、大切なことです。
記念パーティ 69
京都で開催される「関西喘息患者・講演と交流会」に出席されるであろう、実行委員の中元君がマイクを持って話しておられます。
写真の右から二人目の女性が京都青空会会長の米林さんです。やはり実行委員のおひとりで、今度の交流会にも参加されます。準備をされる側です。せっかくの機会ですので、関西方面の方々、そろってご参加申し込みをなさって下さい。新型インフルエンザの流行を上手に乗り切り、喘息のコントロール方法を一段とパワーアップしましょう。
アラミスト製品情報13
アラミストをアレルギー性鼻炎の患者さんの鼻腔に1日1回投与することによって、眼の症状も抑えることができたというデータです。鼻と眼がつながっているのであります。
インフルエンザ新情報/記念パーティ69/第6回関東喘息患者交流会5/アラミスト製品情報13
- 記念パーティ68/第6回関東喘息患者交流会4/新しい情報/アラミスト製品情報12
- インフルエンザ新情報2/記念パーティ70/第6回関東喘息患者交流会6/アラミスト製品情報14