アズマネックスの紹介39/石川県喘息友の会総会・講座6/あの約束はどこいったの?10

アズマネックスの紹介39
蛋白結合率を見たデーターです。薬物血液の中で、しっかりと蛋白と結合するようです。

石川県喘息友の会総会講座
私の講演を聞き、熱心にレジメを見ていらっしゃる会員です。手前の3人の女性は成人喘息ゼミナールなどに参加したこともある人ですので、全国的にはご存知の方もいらっしゃるでしょう。その中のお一人は東京から来られた最重症患者城北病院に長期入院しておられた人ですので、全国から城北病院に体験入院された方はご存知かもしれません。
今はこのようにお元気になられて、温泉での一泊旅行にも参加できるようになったのです。

あの約束はどこいったの?10
後期高齢者医療制度廃止は先送りされました。先送りの先がどうなるかということですけれども、各都道府県ごとに際限のない医療費上昇分は、自分たちの保険料アップで賄え、痛みを自分たちで分かち合え、嫌なら医療にかかるなという別建てコースに入りなさいということです。
上昇分を自分たちで賄えということは当然のことのように思われます。しかし高齢になればなるほど病気が増えたり、医療費が増加します。75歳以上の人の収入は、一部の経営者や株主を除いて上昇することはあり得ません。高齢者同士だけで負担を賄う制度では、悪く安い医療で我慢するようにするか、生活費を削りに削って保険料アップや自己負担アップに対応しなければなりません。それには限界と無理があるのではないでしょうか。

若者もいずれは、年を取り、同じような運命やコースをたどるのです。若い人壮年の人も、みんなで後期高齢者の医療費を支えるということは、これまでは当然のことだったのです。