気管支喘息の人の場合に何故当てはまらないのか、ここに書いておきます。
喘息の人の場合、気象条件や時間帯、本人の状態によって、気道狭窄が変動します。その結果１秒量は変動します。１秒量が低下した喘息発作状態の場合は、１秒量が低下します。二十歳の人でも肺年齢は８０歳だなどと言われかねません。吸入や点滴で治療した結果、改善すると同じ人でも「４０歳まで肺年齢が来ました」と言われるかもしれません。小児喘息の場合も同様なことになってしまいます。
COPDの場合は２０％以内の変動が普通ですので、肺年齢が算出しやすいのです。以上のことを良く理解した上で、新しい概念を把握しておいて下さい。
日本喘息患者会連絡会総会
総括と方針、役員体制が了承されました。いずれに日喘連のHPに、報告が掲載されるものと存じます。沢山の患者会代表の方が参加されました。来年は２０周年の記念すべき総会となります。各地の患者会代表の方々も、来年こそは参加されるように、今から心の準備をなさって下さい。お願いを致しておきます。
