厚労省新情報12/本日は学習会/第8回ゼミ2日目11/09関西交流会10

厚労省新情報 12
神経疾患を持つ方々の最優先基準です。喘息との関係で言えば、左側のアレルギー性肉芽腫性血管炎の方々が該当します。

このアレルギー性肉芽腫性血管炎に関する研究で、相模原病院の釣木沢先生が賞を受賞され、先日の日本アレルギー学会代議員会席上で表彰されました。研究や臨床の進歩があったのでありましょう。来年春に京都で開催される日本呼吸器病学会で、この病気に関する釣木沢先生の講演があることを一昨日届いた「日本呼吸器病学会雑誌」最近号を見て知りました。その講演を私は聞いて来るつもりです。内容はわかばでまた紹介いたします。
本日は学習会
11月18日水曜日は本来ならば私は休みなのですが、午前、午後、夜と3回、1時間半の講議・30分の質疑応答計2時間ずつの「新型インフルエンザにかからず、喘息をよくする学習会を開催する予定です。石川県喘息友の会役員の方も3回の時間帯に,お一人ずつ出て頂く予定です。
午前は20人以上、午後15人、夜10人以上の参加予約が入っております。これまでおよびこれら学習会に参加された人、石川県のわかば会員には新型インフルエンザ季節性インフルエンザの明らかな発病者は、まだ承知しておりません。学習や対策、実行の大切さを感じております。
中断喘息患者さんや不定期通院の人、わかば会員以外の喘息患者さんでは、インフルエンザ抗原A型陽性の何人もの治療にあたってきました。
昨日は、「清水先生の外来で出してもらったと同じものを他の病院で出してもらったので、それでよいと思い長期に通院しなかった、孫が新型インフルエンザとなり11月14日の土曜日から、自分も発熱しひどくなった、携帯用噴霧器の気管支拡張剤を使いながら、その病院にかかり何とか楽になるかと思ってきたけれども、ひどくなる一方なので清水の外来に来た」という喘息肺気腫の人が来られました。
インフルエンザ抗原A型陽性であり、呼吸困難がひどいため、万が一の場合、人工呼吸器をつけることが可能な病室に入院して頂きました。学習不足も悪化要因の一つだったと言えはしないでしょうか。くれぐれも同じを踏まないように、お願いを申し上げておきます。
わかばや喘息ホットニュースを学習しながら、どうぞ皆様お気をつけ下さいますように。無事にを乗り切って下さい。
第8回ゼミ2日目 11
来賓ご祝辞の最後は、石川民医連会長・服部 真先生です。私の後輩で、十歳若い先生です。

09関西交流会10ー秋月さん撮影写真
日本喘息患者会連絡会事務局長・秋月さんが、石川県から来賓として参加されました。写真を撮影されましたので、せっかくですからそれを紹介してまいります。
私が前に座っている写真ですが、名札が傾いていたようですね。この写真を見て初めて気づきました。